『別注木台』『受板』お好みの器・お皿にピッタリ形状!デザインからお作りします
これまで購入していた木台の生産が終了してしまった。
オーダーメイドのステーキ皿を使っているが、ピッタリはまる受板を新たにつくりたい。
市販の木台・受板では満足出来なかった担当者様のために、オーダーメイドの木台をご用意いたしました。
弊社の2000店舗以上にも及ぶ飲食店への納入実績をもとに、器にピッタリ合う専用の木台を30枚からお作りいたします。
また、まだこの世にない形状の商品をご希望の方も、お話を伺いながら一緒に作成することで、あなたのイメージを実現いたします。
目次
オーダーメイドの木台を使用する理由
オーダーメイドの木台を使用する理由は、主に3種類です。
- これまで使用していた木台が廃盤になった
- 新しく作るステーキ皿にあわせた木台が必要になった
- 新業態の開発にあたって、ブランディングのための特別な木台を作りたい
これらのご要望に応じて、最適な木台は少しづつ異なってきます。
乗せる器が同じでも、魅せ方によって違う木台を作ることができるのです。
思い描いた木台が、実際に完成するまで
1. ヒアリング
2. 初回ミーティング(面談・Zoom)
3. 設計・概算見積もり
4. 詳細設計・試作
5. 受注・本生産
木台の仕様
木台の仕様は、「サイズ・形状・木材・塗装・刻印」の5種類の要素で決まります。
・サイズ
木台のサイズは、上に乗せるもののサイズより一回り大きくなるように設定します。
フードコートなど、盆のサイズが制限される場所ではコンパクトに。
メインのプレートに価値を集中させる場合は、少し大きめの木台を使用して器を目立たせることもあります。
また、複数の器を一つの木台にまとめる、少し特殊なサイズをお作りすることも可能です。
コラム:木台の厚み
木台の厚みは、一般的には15mmから30mmの間に収まります。弊社では、メインの厚みを16mm、構造により20mmと選択していきます。
あまり薄い板を使うと、鉄板のはまり込み部分(中ぐりといいます)を削ったあとに、2mm程度しか残らなくなってしまうこともあります。そのため、オーシンでは、強度を保つための基準として「一番薄い場所が5mm以上」になるようにデザインしています。
・形状
木台の形状も、目的にあわせて変更することがあります。
たとえば、サイズのちがう二種類のステーキ皿を、どちらも一つの木台に乗せるようにしたい。たとえば、表面と裏面、どちらも使えるようにしたい。
こうした要望も、彫り込みの形状を一から作ることのできるオーダーメイド木台なら、叶えることができます。
・木材
ひとくくりに「木台」と言っても、実際には多種多様な木材が使われています。
価格によって選ばれる場合も多いですが、店舗の雰囲気や木目の風合いから選ぶことも可能です。
普段から使用されている木材は、こちらの記事で紹介しています。
・塗装
木台で採用される塗装色はある程度決まっているので、その中から選ぶことになります。
とはいえ、木の風合いを見せたい場合にも、全く塗装しない「無塗装」だけはおすすめしません。
なぜなら、使用しているうちに、ソースや油が木目に入り込んでしまい、洗い流せない汚れになってしまうからです。
オーシンでは、これまでに塗装した木台を、材質・色味とともに紹介しています。塗装色を選ぶ際の参考にどうぞ。
・刻印
木台を、料理をより美しく、より写真映えするようにする手法として、刻印をすることがあります。
既製品ではあまり採用されませんが、オーダーメイドなら可能です。
ロゴマークを刻印した木台なら、SNSに投稿した画像にブランドがはっきりと映るので、フォロワーを通じて「あのお店」と認識されるでしょう。
オーダメイド木台の費用感
オーダメイドで木台を作るには、実際にどれくらいの金額が必要なのでしょうか。
オーダメイドで木台を作るときの金額は、おおよそ1800円~3500円です。
一度に発注する枚数や材質・サイズにより実際の金額は変わります。
この章では、一般的なステーキ皿用木台のサイズ 「180mm*300mm*20mm」の場合の、おおまかな費用と内訳をご紹介いたします。
木台の費用内訳
オーダーメイド木台の費用内訳は、おおよそ以下の通りになります。
- 設計開発費
- 試作費
- 製品単価
- レーザー刻印費(オプション)
それぞれについて、詳しく確認していきましょう。
1. 設計開発費
いただいた木台の形状にあわせたり、ご要望に応じて一からお作りいたします。
3DCADを使用して重ねたときの隙間を確認しながら、サイズを調整していきます。
形状の複雑さに応じて、金額が変わります。
費用:2万~5万
2. 試作費
本番と同じ木材、同じ塗装で少量の木台を試作します。
加熱したりして、実際の使い心地を試すことができます。
木台の試作費は、1枚目が特に高く、2枚目以降は安くなる特徴があります。
費用:2万~3万(2枚セット)
3. 製品単価
いちばん重要なのが製品単価です。製品のサイズや材質、発注ロットに応じて大きく前後します。
・別注ならではのうれしい仕様
市販品とは違う、ひと手間加えた形状にすることで、このようなご要望にお応えできます。
- サイズの違う二種類の器を、同じ台で兼用したい
- 木台だけで重ねてもスタッキングしてほしい
- さらに蓄熱性を上げたい
- 大きめの木台に、ブランドロゴを刻印したい
工夫次第で、これまでの木台がぐっと使いやすく、料理を引き立たせるアクセントとしてもお使いいただけます。
・オーダーメイド木台の特徴
・一緒にデザインを考えます
形状のイメージを伺って、実際にお話しながらデザインをお作りいたします。もちろん、事前にデザインをお渡し頂いても大丈夫です。
ご予算や希望に応じて、
- サイズ
- はまり込み方法
- 取手の形状
- スタッキング
といった内容を作り込んでいきます。
・本生産前に、現物のイメージを確認できます
弊社では、3Dの設計ツール(3DCAD)で形状を作り上げます。そのため、紙の図面ではイメージしづらい・・・といった問題を、リアルな画像で解決できます。
完成したデザインは、製造前にリアルなCGで形状をお見せいたします。この画像は、生産前に、顧客や上長への提案資料としてもお使い頂けます。
・木台の費用を抑えるには?
木台の費用は、主に以下の要件によって決まってきます。
・木の種類
さきほど解説した木の中では、杉が一番安く、アカシアが次、それ以外は市場次第・・・とイメージして頂けたら良いかと思います。
・木の厚み
厚みが薄ければ薄いほど、材料の分だけ価格を抑えることができます。
一般的に出回っている木台は、厚み15mm~30mmの間で作られています。
その分軽量にもなりますが、形状や熱量によっては歪みの原因となる場合もあります。
・加工の内容
長さでカットした木台の素材と、全体に複雑な模様が彫り込まれた木台では、加工時間の分だけ価格に差ができます。
一番シンプルな加工は、
- 中央に丸く彫り込む
- 左右をまっすぐ削り取って取手をつくる
- 側面の角を取り除く
の3種類のみで完了させるもの。ほとんどの場合で、この加工がされていれば木台としての機能は十分に果たすことができます。
・ロットサイズ
世の中のほとんどの商品と同じように、木台でも、1個作るときと500個作るときでは料金が異なってきます。
弊社の場合は、1枚からでも加工OKです! とはいえ、実際に運用される場合は、30枚~が数量・価格的にオススメの数量になってきます。
必要数が既に決まっている場合は、その旨を教えていただけますとスムーズに御見積が作成できるでしょう。
・さいごに
この記事では、木台の素材や形状、オリジナルの木台をつくるまでの流れを一通りご覧いただきました。
オリーブやオークでつくる木台は珍しいこと。
使いたい商品の底面形状が分かれば、ぴったり形状の木台が作れることがわかりました。
この記事を読んで、もっと詳しく知りたい!サンプルを見てみたい!といったご希望がございましたら、ぜひ一度、弊社担当者までお声掛けください。