【導入事例】韓国製のUFO鍋をIH対応に加工!|韓国料理店様
アルミ鋳物製の韓国UFO鍋を、IHで使えるように
とある飲食店様から「IH調理器でもUFO鍋が使えないか?」とご依頼を頂きました。
実は、現在市販されているチーズダッカルビ用UFO鍋は、IH非対応の製品ばかり。
なぜなら、サイズが大きく、仕切りも必要なUFO鍋は、重さを軽減するために鉄鋳物ではなくアルミ鋳物で作られているからです。

そのため、IHに反応しないアルミで作られたUFO鍋はどれもIH非対応、という状況に。
今回は、そんな中でお預かりしたUFO鍋をIH対応に加工いたしました。
手作業の事前処理で、凹凸のある鍋にも対応

到着した鍋を見ると、裏面には刻印が見えます。このような製品の場合、IH調理器の天板から距離が離れてしまうため、熱効率が落ちてしまいます。
そのため、まずは手作業で刻印を除去、グラインダーで平面を出します。その後は通常通り、アルミの裏面に鉄の薄い膜を形成し、裏面をコーティングして完成です。
製作データ
- メーカー:不明(韓国製)
- 名称:チーズダッカルビ用UFO鍋
- 材質:アルミ
- 加熱方式:IH調理器
- 用途:韓国料理(チーズダッカルビ他)
- 公開日 2021年05月11日
こだわりのポイント
- メーカーが不明でも、形状さえ合えばIH対応加工可能です
- 底面が波打っていても、事前処理で平面出し◎
- IH対応加工だけなら1店舗分10個からご対応可能!
新メニューに使用する鍋をIH対応にしてほしいとのこと。中央にチーズを入れて、フォンデュのように食べるのだとか。
普段目にすることのない特殊な形状でしたが、中央部分の保温を目的とされていたので、中央のみを加工。IHは凸凹が苦手なので、鋳物製造時の刻印を削って平らな面を作り、その上から溶射加工を施しました。
このように、一般的にはIH非対応とされている鍋も、後加工でIH対応に変身させることができます。無料でご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。