マイカって何?雲母との違いは?

皆様、はじめまして。営業として修行中の「創」と申します。
どうぞよろしく、お願いしますね。


今日の話題は「マイカ」。

弊社では、「断熱マイカ」と呼ぶこともあるこの商品ですが、聞き慣れない名前なこともあって、ご質問をいただくことも多い商品です。

このページでは、マイカの別名や由来、特徴、どんなところに使われているかをご紹介します!

マイカの由来は?

マイカをGoogleで検索すると、一番最初に出てくるのは「雲母」。

見えるだけでも、雲母(うんも)、きらら、きら、マイカ、mica・・・と、様々な名前が登場します。薄くはがれやすいため『千枚はがし』とも呼ばれることもあるとか・・・

ところが、これらはすべて同じもの。呼び方が違うだけで、同じものの名前なんですね。

マイカ(mica)は英語由来、ラテン語のmicareから来ました。

マイカには多くの種類があり、その数なんと40種類!

マイカの種類と特徴

マイカには、いくつもの特徴があり、様々な用途に利用されています。

断熱性 → 半田ごての内部に使用

電気を通しにくい → 電子レンジの内部に使用

光沢がある → 塗料に混ぜて光沢剤として使用

軽く、加工しやすい → 穴を開けて、ヒーターのそばで使用

弊社では、断熱性のよさ、軽さ、加工しやすさを利用して、ステーキ皿や土鍋、カーボン板の焦げ防止プレートとして使っています。

0.5mmというとても薄い状態でも、あつあつの鉄板で木が焦げるのを防いでくれます。また、木台にピッタリはまる形状にカットできるので、滑り落ちる心配がありません。

手入れの仕方

汚れがついた場合には、濡れた布巾でやさしく拭き取ります。

水に漬けるのはNG!端から剥がれてしまいます。

同じように、たわし等でガリガリと削るのもやめましょう。見た目は板のようですが、表面から削り取られてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?身近にあるけれど、あまり気にかけることのない素材「マイカ」。もし見かけたら、思い出してみてくださいね!