【置くだけでOK】お気に入りの陶器のポットを、IHで使う方法!
せっかく買ったお気に入りの陶器ポット。買ったからには使ってあげたいけれど、ガスコンロは家にはない・・・
ポットで沸かしたお湯を淹れても使えるだろうけれど、正直ちょっと面倒。
実はガスコンロ以外にも、陶器のポットを使う方法があります。
目次
1. 陶器のポットは、「IH炭かまど150」でIH対応に変身!
実は、陶器のポットは、「IH炭かまど®」のうえに置くだけで、IHで使えるようになるんです。
1.1 IH炭かまどの上に乗せるだけ
使い方といっても、水を注いだポットをIH炭かまどの上に乗せるだけ。
そのままIHで加熱すれば、あつあつのポットの出来上がりです。
1.2 陶器もガラスも温められる
陶器のポットと同様に、ガラスのポットも温められます。
耐熱性のある非金属の器なら加熱できるので、その日の気分で使うポットを分けられます。
これまで、IH非対応だから・・・と諦めていたポットも、買えるようになるかもしれませんね。
2. IHで温める意外なメリット3つ
また、IH炭かまどでポットを温めることで、ガスにはない意外なメリットも得られるんです。
2.1 すす(煤)がつく心配がない
お気に入りの陶器で心配な、すす(煤)がつくことがありません。
なぜなら、すすの原因である不完全燃焼が発生しづらい仕組みだからです。
陶器は、煤の汚れが付きやすい性質を持っています。特に、作家ものの陶器は側面に素敵な模様が描かれている場合には、汚れを取るのも神経を使います。
煤がつくことがなくなれば、美しい状態を保ちながらポットを使うことができます。
2.2 テーブルの上でも保温できる
IHなら、テーブルの上で温めたり、保温したりできます。
ガスコンロと違い、IH調理器は火が広がらないので、食卓でも使うことができるからです。
メインではキッチンのコンロを使用していても、一万円以下で購入可能な卓上IH調理器をサブとして持っておけば、コンロの空きがないときや、テーブルの上でポットを保温したいときに活用できて、より一層便利になります。
3. このポットは使える?簡単に見分ける方法
ここまで解説してきましたが、いま手元にあるポットは使用できるのでしょうか?
IH炭かまどが使える条件は2つ。
- 耐熱陶器・耐熱ガラスであること
- IH炭かまどの上に、安定して乗せられること
この場で簡単に調べる方法があるので、見てみましょう。
3.1 「ガス火OK」なら使用OK!
耐熱陶器かどうかを知るいちばん簡単な方法は、ガス火がOKかどうかです。
正直、見ただけで耐熱陶器かどうかを判別するのは至難の業です。
ほとんどの耐熱陶器は、購入時の箱に耐熱と書かれているので、持っていれば箱を見ればわかるのですが・・・これまでガスで使って問題なければ、IH炭かまどでも問題なく使えるでしょう。
3.2 対応範囲は「乗るかどうか」で見分ける
IH炭かまど150のサイズ
基本的に、ほとんどのポットは「IH炭かまど150」サイズに対応しています。
念のため、この表を見ながら、実際に直径が15cm以下かどうかを確認しておきましょう。
3.3 実際に使用してみた様子
実際に、陶芸家の「我妻珠美」さんが、ご自身のポットを使った様子をブログに掲載してくださいました。
https://note.com/tamapisan/n/n67fa86ade63b
まとめ IH炭かまどを使って、お気に入りの陶器ポットをIHで使おう!
このように、お気に入りの陶器のポットも、IH炭かまどの上に置くだけで、安心して使えるようになります。
これまでは買わずに眺めるだけだったポットも、ご家庭で使ってみてはいかがでしょうか?