『社長の部活』に行ってきました!
こんにちは、社長の藤田です。
先日3月10日は東大阪市役所のとなりにあるMOBIOに勉強会の報告会に行ってきました。
MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)は、大阪府などが運営する府内のものづくり中小企業の支援拠点です。小さな会社でもアクセスのいい場所に展示スペースが持てる、加工依頼先を探してくれる、ものづくり企業向けの研修などのサポートが受けられるのでよく活用しています。
目次
『思いをつたえる社長の部活』って何?
この勉強会「社長の部活」というのは、月一回仕事帰りに集まって行う、部活のような勉強会です。
参加者それぞれが、誰か(顧客・社員など)に自分が伝えたいと思っている事をどう伝えるか?をテーマに色々な手法を学びながら表現方法を探っていきます。
毎回その日のテーマについて、フリートークで考えていることを伝えて、参加者がそれに対してコメントする。「部活」という名前がついているだけあって、気楽で良い。学生時代の仲間の雑談のような雰囲気です。型にはまったプレゼンをすることや、決まった流れを覚えるようなことはしません。
伝わっていないところがあれば「そこ、もっと詳しく聞かせて!」と質問やツッコミもどんどん入るので、足りないところに気づくことができます。この表現の方が伝わりやすい、と思った言葉を拾って少しづつ貯めていきました。うまく貯めてきた表現を今回の発表会で、活用できるはずです。
発表会では、メンバーそれぞれが自分スタイルで”伝えたい事”を表現されており、これもまた気楽な雰囲気で会場を巻き込んでおられたのが印象的でした。
報告会の内容
さて今回の発表会では、オーシンのニーズについて来場の皆さんにお伝えしました。(写真はMOBIOブログより)
現在、オーシンはIH対応調理器具のメーカーとして、MOBIOで常設展示をしていますが、IH土鍋メーカーを探す目的でここに訪れる来場者はほとんどいないのが現状で、このままではもったいないと考えたこと。
今回の社長の部活で、展示ブースを有効活用するには、伝える相手をこの社長さんたちと同じ得意技術をもつメーカーさんにすればいいと気づいたこと。
そしてオーシンは、どんなどんな技術にどんなニーズがあるのか?オーシンのバリューチェーン図を使って説明しました。
オーシンの製品は、企業連携で生み出されている。
オーシンはもともと、商社から始まったメーカーです。主力のIH土鍋は自社工場で加工しています。それ以外の金属や樹脂製品の製造は、設計は自社で行いますが、製造は全国の協力工場に依頼するファブレスメーカーなのです。
新しい調理方法や生産性向上にチャレンジする外食産業のニーズに応えて、オーシンが新製品を生み出すには技術連携が欠かせません。
多くの製造業が集まるこのMOBIOなら、協力していただける工場に呼びかけるには最良の場所です。
ニーズを伝える内容に展示を変更します!
「こんな技術を持つ企業さん!調理器具製造に得意技術をを貸してください!」
というオーシンのニーズを、展示ブースで分かりやすくお伝えしたいと思います。6月にはリニューアルしたブースを見ていただけるように頑張っています。