カーボン式IH土鍋の特長を徹底解説!他方式との違いは?

業務用IH製品やマジカル土鍋に採用されている、オーシン独自のカーボン発熱体を使った方式についてご紹介します。

カーボン発熱体を使用したIH土鍋の構造

オーシンの業務用IH土鍋やマジカルどなべは、鍋底にカーボングラファイト製の発熱体を取り付けたIH対応型の土鍋です。陶器と相性が良く熱伝導性にすぐれたカーボンで、鍋底全体をすばやく温めるのが特長です。

IH対応陶器他方式との比較

IH土鍋には様々な発熱体を用いた方式がありますが、オーシンでは土鍋を毎日繰り返し使用する業務用の使用環境に応えるために“カーボングラファイト”の発熱体を用いています。

カーボングラファイトは熱伝導性に優れ、工業用のるつぼにも使用される強靭な素材だからです。そのカーボンを3mm~1cm厚にスライスして取り付けることで、加熱ができなくなるといった通電トラブルを少なくし、抜群の熱伝導率と保温性を確保しています。

また、カーボン方式は、サイズや形の異なるさまざまな土鍋に柔軟に対応できるため、オリジナルの陶器にこだわる飲食店で活用され評価されています

IH土鍋の方式には、カーボン式以外にも、金属プレート式や銀転写式、内面溶射式などがあります。

金属プレート式

金属プレート式は、鍋の中にIHに反応する金属プレートを沈めて使用します。水(だし汁)の中でプレートが発熱して周囲の水(だし汁)を暖めます。

銀転写式

銀転写式は、鍋底にIHに反応する銀の薄膜を転写してあります。この膜が発熱して鍋底を暖めます。

内面溶射式は、鍋の内部(底部)に金属の層を吹き付けてあります。この層がIHで発熱して鍋の中の水(だし汁)を暖めます。

カーボン貼り付け方式

カーボン式貼り付け方式は、土鍋の底を削り底面を覆うように3mm~1cmの厚めのカーボン発熱体を貼り付けています。

鍋底全体が発熱して土鍋を温めます。オーシンの業務用IH土鍋や家庭用「マジカルどなべ」はすべての製品がカーボン貼り付け式です。

ひとつひとつ手仕事でIH加工

カーボン貼り付け方式のIH土鍋製造には、人の手仕事が欠かせません。熟練の職人が丁寧に鍋底を削り、耐熱シリコーンで貼付けています。

ご購入時の注意事項

当社製品はご使用のIHによっては十分な加熱性能が得られない場合があります。

事前にIHコンロのメーカーや機種名などをご確認のうえ、お問い合わせフォームからご相談ください。