焼き鳥用の炭火式保温台をオーダーメイドで製作|やきとり宮川 様

既製品にはない、炭火を使った焼き鳥保温台

2026年10月に、東京都中野区にオープンした焼き鳥店「やきとり宮川 中野店」で使用する保温台をオーダーメイドで納入しました。

焼き鳥を美味しい状態で楽しんでいただくため、焼き鳥を載せる陶板の保温方法をご検討中でした。

実際、焼き鳥の保温には電気式、固形燃料式といった手法も考えられます。それでも、お客様のご要望や店舗環境を踏まえると、この炭火と陶板の組み合わせは、非常に相性の良い方法でした。

やきとり宮川 中野店のカウンターに設置された炭火式焼鳥保温台

陶板を炭火で温めるには、専用の保温台が必要だった

お客様の要望は、カウンター席でも使用できること、焼き鳥を温かい状態に保ちつつ、加熱しすぎないこと、内装とマッチした仕上がり。

この3つの条件を満たす既製品は見つからず、参考となる製作事例も確認できませんでした。そのため、完全オーダーメイド品として、一から製作していくことになりました。

まずは、空気の通り道も用意した専用の五徳のような形状をイメージしてスケッチ。次に、イメージを3Dで作り、木材を組み合わせて試作していきます。

陶板の形状に合わせた設計と、炭火の熱対策

今回の保温台は、炭の熱からテーブルを保護するため、底面に断熱マイカと断熱マットを使用。さらに、テーブルとの間に空気層を設け、熱が伝わりにくい構造にしています。

また、お客様指定の陶板に合わせて、四隅の脚を受ける部分を加工。陶板を安定して載せられるようにしました。

焼き鳥保温台用に製作した栃の木製木枠。陶板の脚を受けるため、四隅に専用のくぼみを加工。
陶板の四隅の脚に合わせて加工した、専用木枠の支持部分。

高さについても、焼き鳥を手に取りやすく、炭の熱で陶板を温められるよう、全体のバランスを考えて設計しています。

栃の一枚板テーブルと同じ木材で製作

実は、この店舗のカウンターはこだわりの一品。栃の一枚板で作られた、杢の光沢が美しいテーブルです。

今回の保温台は、その一部を提供していただき、同じ材料でお作りさせて頂きました。

そのため、この店舗だけの特別仕様。やきとり宮川の専用保温台として、テーブルと見事に調和した製品になりました。

やきとり宮川専用保温台の使用例です。

写真ではその光沢を十分にお見せすることが出来ず恐縮です。ぜひ、実店舗で実物を見て頂けたらと思います。

炭火式焼き鳥保温台の製作仕様

やきとり宮川専用保温台の製品画像です。

◆やきとり宮川専用保温台

  • サイズ:約150×210mm
  • 材質:木材(お客様提供品)・断熱マイカ・断熱マット
  • 構造:木枠内部に断熱マイカを使用
  • 加熱方法:炭火
  • 導入時期:2026年10月

こだわりのポイント

  • 炭火で陶板をじんわり温める
  • 陶板のための最適な形状を一からデザイン
  • 材料には、テーブルと同じ木材を採用し統一感◎

導入店舗|やきとり宮川 中野店

やきとり宮川 中野店
オープン日:2026年10月
住所:東京都中野区中野3丁目37-37 アトラス中野フロント1F

中野駅南口から徒歩約3分

営業日時:
火~金 17:00~23:00
土日 17:00~22:00

公式Webサイト:https://yakitori-miyagawa.jp/nakano/

既製品にない調理器具もオーダーメイドで製作

今回の事例では、やきとり宮川の専用保温台として、設置される環境やご希望の陶器に合わせて製作しました。

弊社では、今回のような既製品にはない調理器具についても、ご希望の用途や設置環境を伺いながら、実際の仕様をご検討いただけます。オーダーメイドの調理器具をお探しの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。