益子焼のごはん炊き土鍋「Kamacco 1合」を、IHで使えるようにしました【IH対応事例】
これまでガスで愛用していた土鍋・ごはん炊き。
IHしか持っていない家に引っ越したけれど、また同じように使いたい。そんな要望に応えるために、オーシンはさまざまな製品をつくってきました。
今回は、益子焼のごはん炊き土鍋「kamacco 1合」を、IH調理器で使えないか?というご相談です。
実際に試して、美味しく炊けたレシピも掲載しているので、ガス火が使用できずに諦めていた方も、ぜひお試しください。
炊飯データ
対象製品
土鍋:kamacco_飴 1合
IH:Panasonic KZ-PH34
IH対応方式:IH炭かまど150
炊飯量:1合
白米:150g
水:200ml
時間データ
- 浸水1時間20分
- 火力6(900W)で13分30秒加熱
- 火を止めて、20分蒸らし
担当者コメント
今回のポイントは火力調整。KZ-PH34の最大火力7(1400W)ではなく、6(900W)に設定しました。
なぜなら、火力を調整して、10分~15の間に沸騰させる必要があったからです。
お米には、10分~15分かけて沸騰させることで、甘みが出る性質があります。逆に7分以下で沸騰するようなときには、甘みのない、水っぽい炊きあがりになってしいます。
今回のケースでは、7だと火力が強すぎて、10分もしないうちに沸騰してしまいます。火力を落とした結果、今回も、ツヤや甘みのあるおいしい仕上がりになりました!
このレシピは、しっかりとした食感がお好みの方におすすめです!柔らかい食感がお好みの方は、もう少し水量を増やして炊いてみてください◎
調理のポイント
調理の際に気をつけたことや、レシピには書けない小技を紹介します。
- 土鍋が小さいので、蓋まで十分に加熱され、湯気が勢いよく出ます。
- 最大容量で炊くと、外蓋と本体の間からぶくぶくと気泡が出ます。
※溢れてしまい、IH炭かまどやコンロが汚れることはありませんでした、ご安心ください。 - ちいさめのサイズなので、完成時にお米が膨れて、内蓋に米粒がつきます。
※洗う手間がかかりますが、炊けたごはんがおいしいので、問題ありません! - 今回、加熱前の水温は23℃でした。水温が低いと、沸騰までに時間が掛かってしまうことがあります。
参考資料
今回使用した調理器具のリンクを掲載しています。興味がありましたら、ぜひ一度ご覧ください!
Panasonic KZ-PH34
https://panasonic.jp/ih/products/KZ-PH34.html
IH炭かまど150
https://ohshin.official.ec/items/49117174
kamacco_飴 1合
https://tsukamoto.net/white_cat/kamacco/
また、IHで土鍋ごはんが炊ける魔法の道具「IH炭かまど」を使った、美味しいご飯の炊き方も紹介いたします。あわせてご参考にどうぞ。