【事例紹介】ざくろ 様|格調高い銅鍋を、IH店舗でも使いたい
製作データ
◆銅鍋のIH対応加工
- 加工方法:溶射
担当者コメント
昭和30年に創業し、東京で初めて「しゃぶしゃぶ」を紹介した日本料理・しゃぶしゃぶ店の「ざくろ」様からのご依頼です。
内容は、銅鍋を新しいIH対応の店舗で使えるようにして欲しい、というものでした。
これまでは、昭和からつづく格調高い店舗の雰囲気にマッチした、特徴的な銅鍋を使用されていました。ところが、当然ガス火での使用を念頭に作られた製品でしたので、次の店舗では使えない。そうした中で探されたところ、弊社を見つけてくださったとのことでした。
銅鍋のIH対応加工は、そもそも受託している企業がごくわずかしかおらず、ざくろ様の鍋のように特徴的なものとなると、さらに数が絞られます。そのため、このように思い立っても依頼できる企業が見つからず、泣く泣くステンレス製や他の鍋に変更した、という飲食店様もいらっしゃるようです。
今回は、産業機械用の技術である「溶射」を用いて、銅の裏面に金属の薄膜を成形する手法を用いました。
業務用IHでも十分な火力が入り、安定性も高いため、最初の納品から10年以上が経った今でも、同じ鍋を使い続けているとのこと。
ガス火が使えないからと諦めるのではなく、弊社にご依頼をいただいたことで、新店舗でも銅の美しさが肉を彩る、ざくろならではの演出を見ることができるようになりました。
こだわりのポイント
- 店舗の格式にあった、特徴的な銅鍋をIHに対応
- 強度を維持しつつ、お客様からは意識されない溶射面の立ち上がり
導入店舗情報
ざくろ TBS店 https://www.zakuro.co.jp/restaurant/akasakabiz/index.html
ざくろ 室町店 https://www.zakuro.co.jp/restaurant/muromachi/index.html
公式Instagram:zakuro_group
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導入製品情報
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